社員ポートレート
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Interview

英語に加え、中国語も勉強中。
和食の魅力を自分の言葉で伝えたい。

T.A

接客サービス2016年入社

高校の調理科、短大を経て、食に関わる接客業を志し、熊魚菴に入社。現在は東京店のサービスキャプテンを務める。

入社のきっかけ

一流の和食に触れながら
たくさんの人に出会える。

料理が好きで、高校では調理科を専攻していました。料理人を目指していたのですが、1年生の頃に脳梗塞で倒れ、何も話せず文字も書けない日々が約1ヶ月続きました。幸いにもリハビリによって後遺症は緩和し、日常生活に支障はなくなりましたが、手先の器用さが問われる料理人の道は諦めざるをえませんでした。料理以外にも人と話すことが大好きだったので、短大時代にはアメリカへ語学留学に行くなど、たくさんの人と関わることで世界を広げてきました。
そして就職を考えるようになった頃に考え始めたのが、和食の魅力を世界に伝える仕事がしたい、という思いです。高校生の頃から「たん熊」の名は知っており、海外の方もよく来店される熊魚菴であれば、一流の和食に触れながらたくさんの人に出会えるのではないかと期待しました。
また、単純に「着物を着て仕事をしたかった」というのも理由の一つです。

仕事のやりがい

場にふさわしい
美しい接客を。

現在はサービスのキャプテンとして後輩を指導しつつ、お料理出しや受付対応、電話対応などを行っています。日々心がけているのは、お客様にリラックスしていただけるような心地よい接客です。例えば声の出し方一つとっても、場にふさわしいか否かで雰囲気が変わります。美しく艶のある声で、京料理の格式を引き立たせる接客を行うことも私たちの重要な役割だと思います。
ある時、月に5、6回来店してくださる常連のお客様にお声をかけていただき、私の勤務に合わせて翌朝もご来店いただいたことがありました。「あなたの接客が好きだから、今日も来たんだよ」と言っていただきとても嬉しかったです。こういったお客様からいただくお声が何よりのやりがいです。
制度面で嬉しいのは、「バースデー券」です。これは誕生月に熊魚菴全店で使える2人分のコースチケットがもらえる制度なのですが、両親にプレゼントしたり友人と使用したりと、大切な人とシェアできるところが気に入っています。

仕事風景

今後の目標

お客様も従業員も
笑顔でいられる職場をつくる。

入社間もない頃はお客様が何を求めているのか全くわからず、迷うことばかりでした。8年目の今もまだまだ未熟ではありますが、お客様の様子からお気持ちをある程度察するなど、少しずつキャプテンとして売上も意識できるようになってきました。当たり前のことですが、お客様からいただく売上がなければ私たちは経営を存続させることはできません。私の業務で言えば、お料理に合わせたドリンクをレコメンドしたり、常連のお客様の好みを網羅して先回りしたり、こういった動きもサービスの質を上げると認識しています。だからこそ、お客様のご満足を優先し、お客様も従業員も笑顔でいられるような職場環境を作っていくことが私の継続的な目標です。
また、入社時に思い描いていた通り、英語力を活かして海外のお客様とお話しする機会も多くありました。もっとたくさんのお客様とスムーズにお話しするため、現在は中国語も勉強中です。大好きな和食文化をより多くのお客様に深くお伝えできるよう、日々励んでいきたいと思います。

仕事風景

1日のスケジュール

1日のスケジュール 1日のスケジュール

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