Interview

2度の育休から復帰し、
今日も笑顔でハレ仕事。

T.O

接客サービス2010年入社

ホテルサービスの専門学校在学中に和食の魅力に気づき、熊魚菴に入社。2度の育児休暇を経て、現在は時短勤務中。

入社のきっかけ

日本料理の魅力に惹かれ、
「この仕事で行こう」と決意。

ホテルサービスの専門学校に通い始めた当初、私はブライダルの仕事を目指していました。ホテル研修生制度（首都圏のホテルで働きながら、ホテルの寮に住み、通学することができるホテル研修生制度）を利用していたため、通学しながらホテル内の和食レストランで働くことになったのですが、一生懸命働くうち、気づけば日本料理に魅了されている自分がいました。
例えば日本料理の品名や素材名にはユーモアあふれる言葉遊びが多く、そこに織り交ぜられた歴史を紐解くだけでも豊かな会話が広がります。それから日々身につける着物も、自分で着られるようになってからは一層好きになりました。こうした日本の素敵な文化に触れ、私もその継承の一手を担いたいと思っていたところ、熊魚菴に出会い、「この仕事でいこう」と入社を決意しました。

仕事のやりがい

お客様人生における
幸せの場をご一緒できる。

入社3年目の頃、韓国籍の方の結納を担当させていただいた時のことは今でも印象深いです。韓国の土地柄や文化を念入りに調べ、十数回の打ち合わせを経て、無事滞りなく式を終えられた時はとてもほっとしました。とても貴重な経験をさせていただけたと感謝しています。
また、横浜店勤務だった頃、毎年結婚記念日にご夫婦でご来店くださったお客様も思い出深いです。いつも私と写真を撮って後日必ず郵送してくださり、とても嬉しかったです。
熊魚菴はこうしたお客様の人生における特別なシーンでご利用いただくことが多いため、お客様が大切にされているお気持ちを一緒に盛り上げていくことを常に心がけています。大好きな日本文化に携わりながら、お客様一人ひとりの幸せの場をご一緒できることは、私の仕事のやりがいにつながっています。

今後の目標

家庭と両立しながら、
笑顔で仲間を盛り上げたい。

私は2回の育児休暇を取得し、現在は時短勤務で働いています。実は1度目の育休取得からの復帰は、全社的にもはじめてのことでした。前例のないことであっても柔軟かつ真摯に対応してくれる企業姿勢がとてもありがたかったです。今も子どもの病院などに合わせてシフトを調整するなど、工夫しながら楽しく働けています。
後輩を教えることも多い立場ですが、サービス業には正解がなく、お客様がどう思うかが第一です。後輩やアルバイトさんが不安に思っていることにはできるだけ寄り添いたいと思っているものの、上手く伝えられないこともありました。しかし思い込みを捨てて丁寧に向き合った結果、自分の長所・短所にも気づくことができ、仲間と共にまた成長できたと思います。忙しくなると「元気で笑顔」でいることはつい忘れがちになってしまいますが、「私だけは忘れない！」という気持ちで仲間を盛り上げ、お客様のハレのお席を彩っていきたいです。